2005年1月

17日 あけましておめでとうございます。(遅ればせながら)
年賀状の返事が届かない方へ。届かないのはあなただけではありません。一通も出してませんから。
18日 日本橋の三越で作品を展示する、というメールを長倉大氏からもらい夕方寄る。話し方の似た人がいるな、風貌も似ている、兄弟であろうかと思ったら、本人だった。むこうも似た人がいると思っていたらしい。
ぐい呑みを買う。5千円也。青伊羅保釉がきれいだったが、景色が少し物足りないか。ぐい呑みに景色もないけれど。長倉氏にはもっとへんてこりんなものをつくってほしい。
21日 親にみやげを買おうと三越へ。ぐい呑みにしようと思っていたのだが、なぜか一輪挿しになった。長倉大氏の作だが土塊に花を生けるようで、おもしろそう。もっとも親が花を生けることはなさそうだが。
父親の長倉靖邦氏がお茶を出してくれた。後で見たら、第16世金森宗和流家元だそうです。これは恐縮。できの悪い息子で・・・と嘆いていたのはおかしかった。
22日 地下鉄のパンチラリーで子どもに駆り出される。東西線に乗ったついでで、こどもが行徳の旧居が見たいという。10年ぶりに行ってみたが、大きな変化はないような気がした。店の入れ替わりはあるけれど、同じような感じ。こどもは、わずかに記憶があるという。
大手町の丸善に寄ったら、金子国義展をしていた。入り口に谷山浩子の生花を見つけ、意外に思う。
23日 長倉大氏、今西氏と夕食。そのうち飛騨高山に行かねば。長倉三朗氏の作品も見たい。
24日 派遣社員の候補者と面接。なか卯の店長だというが緊張していた。
26日 谷山浩子の新アルバムのカバーが金子国義であることを知った。たしかに矢川澄子のアリスの挿絵が金子国義だった。そういうことだったか。
27日 サムスンと会議。終了後食事に誘ったが、多忙ということで、身内の宴会と化す。
29日 朝、歯医者。予想どおり右上の歯を2本とられる。おかげで口の中全部を使えるようになった。とはいえ、外科手術には違いなく、侵襲ゆえにしばらく元気が出なかった。
30日 ふと思い立って、利谷教授の名前で検索してみる。そうかなとは思っていたけれど、ずいぶんえらい人だったみたい。在学の最後の頃、息子の家庭教師をしたのが唯一の縁だった。あの息子はどうしているのだろう。剣道しか興味のない中学生だったけれど、英語のRPGの攻略本をあげたら、息子が辞書をひいているのを見たとよろこばれた。娘はたしか公文の職員だった。みんなどうしていることやら。