2011年全市全郡コンテスト結果(6mCW)
今回の全市全郡コンテストは君津市のコンテストシャックからの参加でした。
こんな道を登っていった先にシャックがあります。
学生のころは1時間ほど山道を歩いたこともありました。
私は気にしませんが、高い車に乗っている人は今でも難所は歩いて登るよう
です。
ここでハイパワーの免許をおろしたのは2002年のこと。車にのせて登る途中、
検査官が「いやー、これはすごいところですね」と言っていました。
山中で捨てられて遭難することを恐れたのだと思います。
全市全郡コンテストの1か月前にオーナーに「空いてる?」と聞いたら、「空いて
るからどうぞ」という返事をもらい、準備を開始。準備といっても、リグもアンプも
設備共用になっているので、自分のものを持ち込む必要はないのです。車にパ
ドルやヘッドフォンが積んだままになっていたので、栃木の実家にとりに行く必要
もなし。
コンテスト当日は13時ころに東京を出発。2時間ほどでシャックに到着。アクア
ラインができて便利になったものです。
リグとアンプを結線し、アンテナをつなぐ。PCをつないでzLogを動かしてみる。
あとは特にすることもないので、だらだらと時間を過ごす。
コンテスト開始前にPCをリブートし、始めようとするとPCがUSBIF4CWを認識して
くれない。PCからCQを出せないので、すべて手打ち。結局、翌朝にzLogを立ち上
げ直したら解決しましたが、それまではぜんぶパドルを手で打つ羽目になりました。
コンテスト中、特にトラブルもなかったのですが、夜中になにか動物の鳴き声が
する。犬ではない。鹿や猪が目撃した人は多いのですが、たぶんそれとは違って猫の
ようだけど、猫でもない。山猫や化け猫だったらどうしようかと、心細い思いをしま
した。
無線のほうはといえば、栃木からやっているときより100局くらいQSOを伸ばすこと
ができました。実家では、どうにもコールを取れないことがあるのですが、山のシャック
では人工雑音がほとんどないため苦労することもありません。栃木の家からコンテスト
に参加するのがばかばかしくなりそうです。
けっきょく、6年ぶりに全国優勝を果たすことができました。